美容室での技術説明は必要ですか？

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美容室へ行くと最初のカウンセリング時と最後の仕上げ時には髪のことを話してくれるけれど、間の施術中は何をしているのかいまいち分からない...。

世間話も嬉しいけれど、髪をやりに来ているのだから、やっぱり髪に関する情報や話をしたいし聞きたい...。

こんな経験はありませんか？

今回は「美容室での技術説明は必要ですか？」についてお伝えさせていただきます。

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料理も一緒

気になっていたところへ外食に行ったときに、料理が出てきて、特にこだわりや産地、調理方法などの話もないとします。

たしかにおいしかったけれど、それまで...。特に人に伝えるエピソードもない。

一方、料理のこだわりや産地、調理方法を料理とそえて伝えられたらどうでしょう。

料理へのイメージが湧いたり、よりおいしく感じてくるのではないでしょうか。

おいしさを表現したり、人に伝えるときにも伝えやすいですよね。

ヘアスタイルにも同じことが言えます。

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ひとりひとりのストーリー

ヘアスタイル１つを仕上げるにも、お客様ひとりひとりに合わせたストーリーがあります。

お客様の希望を叶えたり、悩みを解消するためには、髪に施すプロセスが何より大切です。

こと細かくすべてを伝えなくても、ポイントとなるところやお客様が気にしていたところなどは、技術に言葉をそえることでお客様も理解が深まります。

美容師が何気なくしていることでも、実はとても大切なプロセスを施している可能性があります。

仕上げだけよければそれでよい...と思えばそれまでですが、お客様と共有したり、より価値を感じていただくためには「技術説明」は必要な行為です。

伝えることでお客様の意識も変わってきます。

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自宅でのケア

美容室で髪がキレイになることはもちろんですが、自宅でのケアも大切です。

１ヶ月に１度美容室に行ったとしても、残りの２９日は自宅でのケアになるからです。

美容室で髪のベースを整えて、自宅や日常のケアで補助していくイメージ。

美容室でヘアスタイルに関しての技術説明があることによって、美容室でのケアの大切さもそうですが、自宅でのケアの大切さもより理解してもらえるきっかけになります。

いつも髪を乾かさなかった方が、美容室で技術説明を受けてからは、自宅で髪を洗った後に乾かすようになった...。

これだけでも髪が以前よりキレイになってきます。美容師としても嬉しい報告ですね。

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まとめ

今回は「美容室での技術説明は必要ですか？」についてお伝えさせていただきました。

美容室での技術説明。ないならないでお客様はあまり疑問に思わないかもしれませんが、ヘアスタイルはお客様と一緒に作り上げていくものでもあります。

ヘアスタイルにもストーリーがあり、細かい工程にも大切な意味があります。

ポイントとなる大切な部分は技術と併せて言葉を添えて伝えていきたいですね。

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