11月に近づき、だいぶ冷え込む日がでてきましたね。
夏に比べて、メンズのお客様少しずつ髪を伸ばしていきたい方が増えてきました。
今回は伸ばしていくときのポイントを3つお伝えさせていただきます。
- むやみに軽くし過ぎない。
- 髪と髪の間に隙間をつくる。
- 毛先を先細にする。
むやみに軽くし過ぎない
髪が長くなると、重さを感じてきます。
そのため、軽くしたいとのオーダーが増えますが、「むやみに軽くしない」ことが1つ目のポイントです。
特にセニングと呼ばれるスキバサミでむやみに軽くし過ぎてしまうと、軽さ重視で動きある束感が失われ、髪もパサつくようになります。
軽くしつつも、束感を表現したいですね。
髪と髪の間に隙間をつくる
束感をつくりながら、余分な毛量を減らしたいときには、スキバサミに頼りすぎずにカットしていくことが重要です。
束感をつくるということは、適度な厚みは残しつつ、軽さも表現していくので、適切なところにハサミを入れて軽くしていく必要があります。
2つ目のポイントは「髪と髪の間に隙間をつくるように、軽くしていくこと」です。
必要なところに必要なだけの重さをとり、軽く見せていきます。
仕上げに先細にカットする
髪と髪の間に隙間をつくるように軽くしたら、仕上げに束感をより表現するために、「先細に毛先をカット」していきます。
これが3つ目のポイントです。
そうすることで、髪の束での軽さは出しつつ、毛先の束感がキレイに表現できます。
こうすることで、メンズの長さがあるヘアスタイルでもスタイリングがしやすく、冬に向けて伸ばしていけるはずです。