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髪のダメージを気にしている
先日いらした新規のお客様。
カラー&カット&トリートメントを希望されていました。
トリートメントを希望する背景には、「髪のダメージが気になる」という部分が大きかったようです。
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伝え方で変わってくる
毛先にかけて、ダメージ(枝毛、乾燥)は確かにありました。
そこをお客様も認識しているから、美容室に来てトリートメントを希望されているわけです。
にもかかわらず、あからさまに「毛先のダメージ、ヤバいね...」とは伝えないものです。
特に新規のお客様とは信頼関係も構築されていませんし、常連のお客様に対しても傷口を広げるような伝え方はどうかと思います。
少なからず、良い気持ちはしないですよね。
キレイな部分がある
よくお客様の髪を見てみると、確かに毛先にかけて枝毛や乾燥している部分がありました。
でも、根元付近の髪にはつやがあり、とてもキレイな状態でした。
根元は理想な状態なので、最初にお客様へ伝えるべきです。
「根元付近はつやがあってキレイですよ」
「でも毛先の方が乾燥していますね」
「毛先の部分が根元のような状態になるといいですよね」
みたいな感じで、今キレイなところを伝える。
ダメージがありますね...で終えずに解決方法を提案して、
「こうなったら良いですね」
と、希望がもてる伝え方にしていくと良いかも知れませんね。
言い方や伝え方ひとつで、まったく違った印象をお客様は受けます。
技術あっての美容師ですが、こういったコミュニケーションのスキルは大切にしていきたいですね。
ひとつの参考に...。